【日記】VPSで怒られずにマイニングする方法

どうもこんばんは。

マイニング?何それ?という方もいると思いますがごめんなさい。

ググれカスm(_ _)m

 

さて、仮想通貨を久々に触っています。

仮想通貨と言ったらマイニング。

 

マイニング、自宅のパソコンでゴリゴリやるのも良いのですが、24時間ずっとパソコン起動しておくのって、なんか嫌ですよね。

電気代とか、火災リスクとか。

 

で、そうとなればレンタルサーバVPSを借りて掘りたいというものです。それも格安の。

Linux, Windows VPS - Time4VPS - VPS Hosting in Europe

 

しかし注意がありまして、レンタルサーバはみんなの共有資材。あまり派手に使いすぎると怒られてしまいます。

例えばcpu制限されたり、アカウント凍結されたり。

 

そこで今回面白いコインを見つけたので共有です。

uPlexa (UPX) - Privacy & eCommerce via IoT

 

・匿名

・IoTデバイスなど、弱CPUによるマイニングを想定。

・ASICレジスタンス(今のところ)

・PoW/PoS

 

このコイン、マイニングソフトを使ってもCPUが100%に張り付きません。

20%くらい。しかも、割と掘れるんです。

価格はくっそ安いけどw

 

なので、もしVPSのCPUに余裕があるなら回しておいても良いかもしれませんね。

 

■マイニング手順

まずパソコンなど、コインを保管したい場所にウォレットをダウンロード。

公式サイト

uPlexa (UPX) - Privacy & eCommerce via IoT

 

WindowsMacLinuxAndroidに対応。

ちなみにリンク先のGitHubに行くと、RaspberryPi向けのビルド手順とかも載ってます。

f:id:kagebana:20190920013803j:image

f:id:kagebana:20190920013836j:image

f:id:kagebana:20190920013911j:image

 

ダウンロードしたウォレットのインストーラを起動して、インストールしたら起動。

画面を順に進め、秘密鍵やシード文字を控えたら大切に保管しましょう。

マイニングに必要となるウォレットアドレスを控えます。※やり方割愛w

このウォレットアドレスはマイニングソフトのユーザー名に指定すると、マイニング報酬の支払い先アドレスになります。

 

次にVPS上にマイニングソフトをダウンロード。

マイナーと書いてあるやつです。

 

f:id:kagebana:20190920013803j:image

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CPUやGPUの有無によって違いますが、格安VPSなら一番上のCPU Minerで良いでしょう。

 

f:id:kagebana:20190920014450j:image

…とやりたいところなのですが、このバイナリを使用したらうまく認識しませんでした。

 

ですので、VPSに入りGitHubからクローンしてビルドしましょう。

 

git clone https://github.com/uPlexa/xmrig-upx.git

cd xmrig-upx

mkdir build

cd build

cmake ..

make

 

これをやると、xmrig-upx/build配下に、xmrigというソフトが出来上がると思います。

 

で、ここにconfig.jsonというファイルを作る必要があります。

詳細はpoolを見てアドレスやポート番号を調べましょう。

http://upx.hashing.center

 

vim config.json

 

以下のように作成。

修正箇所は赤字部分です。

 

ここから

{
"algo": "cryptonight-upx/2",
"api": {
"port": 0,
"access-token": null,
"id": null,
"worker-id": null,
"ipv6": false,
"restricted": true
},
"asm": true,
"autosave": true,
"background": false,
"colors": true,
"cpu-affinity": false,
"cpu-priority": null,
"donate-level": 1,
"huge-pages": true,
"hw-aes": null,
"log-file": null,
"max-cpu-usage": 50,
"av": 1,
"pools": [
{
"url": "upx.hashing.center:4444",
"user": "ウォレットアドレス(UPX〜)",
"pass": "ff",
"rig-id": null,
"nicehash": false,
"keepalive": false,
"variant": 1,
"tls": false,
"tls-fingerprint": null
}
],
"print-time": 60,
"retries": 5,
"retry-pause": 5,
"safe": false,
"threads": [
{
"low_power_mode": 1,
"affine_to_cpu": 0,
"asm": true
},
{
"low_power_mode": 1,
"affine_to_cpu": 2,
"asm": true
},
{
"low_power_mode": 1,
"affine_to_cpu": 4,
"asm": true
}
],
"user-agent": null,
"watch": false

}

ここまで

 

upx.hashing.center:4444

これはプールです。

今動くとこはここしかないみたい。

 

あとは先程ウォレットをインストールした時に控えたウォレットアドレスを指定します。

UPXかは始まる文字列ですね。

 

で、実行する際には

nohup ./xmrig &

 

これをやるとログアウトしてもバックグラウンドで動き続けてくれます。

止める時はプロセスIDを調べてkillコマンドで。

 

この実行ログはnohup.outというファイルに吐かれるので、見たいときには以下コマンドで見ましょう。

 

ログ全部見る

cat nohup.out

 

ログが書き足されるのをリアルタイムに見る

tail -f nohup.out

 

poolでどれくらい掘れてるかとか、どのくらい支払いがあったかはここで見れます。

http://upx.hashing.center/#worker_stats

 

f:id:kagebana:20190920020046j:image

この赤い部分にウォレットアドレスを入れると情報が表示されます。

 

とまぁそんなこんな。